Lenovo版Gobi2000が届いた&使えた
と、いうことでLenovo版Gobi2000が中国からEMSで届きました。約3日で着くのだから早い。
品はバルク品で付属品はネジだけです。
外見は怪しいですが結果的には使えました。
まず前面の写真です。
MEIDとIMEIを書いたシールだけがある謎のデザイン。ESかこれ?と思ったくらい。
ちなみに前買ったhp版はこんなのでした。
アンテナ接続部分。F3507gみたいに色分けされてません。
ますます怪しい。
裏面です。FRU:60Y3183。
そういえば、技適のマークがありません。
電波法に触れる可能性もありますが、Gobi2000自体は技適通ってるからいいやwwwwということにします。
みなさんごめんなさい。
ところで、LenovoのUSサイトにはオプション扱いでGobi2000が売られているんですが
そのP/Nは78Y1398(AT&T SIMロック)と78Y1399(SIMロックフリー?)の2パターンあります。
まともなものが欲しいなら78Y1399を輸入代行業者通して買った方がよいでしょう。
しかしリテールのカードってどんなデザインなんだろう。誰か買ったら見せてください(投げやり
で、このカードは本来ならX201だとかT410のような今年リリースのモデルでのみ動作します。
しかしもちろん、今回は例のごとく手持ちのX200sで動かしてみます。
ただ、X200sのアンテナがほとんど使われていて1つ足りないので
別途アンテナを用意し増設することにしました。
譲っていただいたTyco製のフィルムアンテナ。
こういった向きを変えないで、自在に電波の発射方向を決められるアンテナを
フェーズドアレーアンテナというそうです。Twitterで教えていただきました。
文系はこういった時弱いから困るな。
液晶側のフロントベゼルを外します。上方がアンテナ類。
既に規定以上の5本を搭載していて入れるスペースがありません。
どうしよう?と思い、結局液晶パネルの裏側に貼り付けました。既存のアンテナと干渉しないように。
乱暴にもほどがありますが、結局使えたのでOKです。
で、該当のアンテナは線が長すぎたのでWUSBスロット部分でとぐろを巻いてます。
完成図。Mini PCI-eが埋まると気持ちがいいですね。気のせいか。
さて、ドライバを入れる前のデバイスマネージャーです。
デバイスが一つ表示されてます。
ドライバはUSのサイトから引っ張ってこれます。
ここですね。
ttp://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?lndocid=MIGR-72938
ドライバをインストールすると何個かデバイスが新しく認識され、
こんな感じでインストールされます。
さて、準備もできたので接続です。
TVACでもいいですし、Windows 7なら標準でWWANの設定画面があります。
ただし、筆者の環境ではOS標準の設定画面はTVACインストール後でないと出てきませんでした。
もしかしたら筆者の環境だけかもしれませんが。
TVACの設定画面です。
F3507gと違うのはHSDPA or EV-DOの選択肢があることでしょう。
ただしEV-DOを選んでもauに接続できる訳じゃないので残念。
こちらはWindowsの設定画面です。
APN/ユーザーID/パスワードの設定があります。
しかも自動接続の条件を設定できます。WiFiもWiMAXも使えないときだけ自動接続!
っていうのはなにげに便利な気がします。
この画面はWiFiと同じように[ネットワークと共有センター]から行えますし
タスクバー右端にネットワークのアイコンを出していれば、そこからでも行えます。
今回は動作にSBMの黒SIMを使いましたが、以下画像のように[Softbank]の表示が出てきます。
ここから右クリック→プロパティで行えます。
もちろんGPSも動作しました。
画面自体は前回のF3507gとほとんど変わらないので省略します。
これでまた、WiFi/WiMAX/WWANすべてが揃いました。
また、今回はWiFiカードを別途用意していますから、やろうと思えば
WiMAX/WWANに加えてWiFi(普通はWiMAXと排他)、またBluetooth/GPSも同時使用することができます。
もうどっからでも来いという感じです。
・追記
もっとまともな記事はねえのか!という方向け。
ThinkPad Geometry様はX100eに内蔵されたようです。
これなら小細工は何も必要ありません。写真もきれいで分かりやすい素晴らしい記事。