ThinkPad X200sにIntel Centrino Advanced-N+ WiMAX 6250製品版(汎用)を装着する

皆様お待たせいたしました。(?)
きっと日本で最初になるかもしれない、ThinkPad X200sでの Intel Centrino Advanced-N+ WiMAX 6250の動作レポ。


・6250全景


前面。いわゆる汎用品です。
Lenovo用だとFRUの番号とか色々入るのでレイアウトが異なる。
ラベルの裏の色もバッチリ黄色(ホンモノの証)


本来、ThinkPadでは専用品を使わないとOS起動すらできない(エラーが出る)が
筆者のThinkPad X200sはその辺をごにょごにょしており汎用品でも普通に使える。
ごにょごにょの方法は申し訳ないが各自でお調べ頂きたい。



背面。技術基準適合証明もバッチリ。


装着の写真は、過去のESの時と同じなのでそちらを参照されたい。


・ドライバのインストール
ThinkPadで6250を動かすには以下をそろえる必要がある。
(ドライバ(WiFi/WiMAX))…米国レノボのサポートより、ThinkPad T410/410s/510/W510のどれかを選べばダウンロード可能。
(Access Connection)… 5.50以上が必ず必要。それより古いものは使えません。


・ドライバインストール後
こんな感じ。


Virtual WiFiってのは、IntelWiFiドライバに付属している、MY WiFi機能をインストールすると追加される。
要するに自分のPCを無線ルータ化することができるもの。超便利。
対応カードは5100/5300/6200/6250/6300…だった気がする。



画面はこんな感じです。iPhoneを接続してみた。
DHCPサーバ機能を持ってて、iPhoneIPアドレスを勝手に振ってくれる。





SSIDは設定可能。暗号方式は標準ではWPA2-PSKオンリーだったが
新しく接続プロファイルを作るとWEPも選択可能。


ただし、WiMAXの回線を共有することはできない(WiMAXWiFiは排他・かつWiMAX有効時はMY WiFiが有効にならない)
WiFi/WiMAXのカードを別々にできればいけるかもしれないが、それはさすがにイレギュラーな搭載方法のはず。


・接続

ドライバインストールおよび、Access Connectionでのプロファイル作成後、接続。何ごともなく(ホントは色々あった)
6250が動いています。


従来に比べて、WiMAX 6250はWiMAXの高速化(最大20Mbps)とか省電力に優れているとか
パワーアップした点はありますが、とりあえず数字の面はおいおい確かめていきたいと思う。