ThinkPadの分解用にWERAのプラスドライバーを買った話

皆さんは、PCの分解の際どんなドライバーを使われていますか?
PCの分解・組み立て作業には通常プラスドライバーが必須です。
私は仕事でもPC修理などをするため、ドライバーについては無駄にうるさい方です。


仕事や私用で主に使っているのは、国産・ベッセルの[メガドラ]シリーズです。

国産なのでホームセンターなどでも容易に手に入り、ねじへの食いつきもよく、グリップも滑りづらく、値段もそれほど高くない。
ノートPC用には1番、デスクトップや自作PC向けには2番をよく使います。
また、赤いグリップの貫通タイプは重いですが剛性感は相当のものです。


しかし、今回は[上には上がある]ということを皆さんにお伝えしたいがために(それだけじゃないけど)
驚異の食いつきで工具好きに知られるドイツ・WERA(ヴェラ)のプラスドライバー1番を買ってみました。


[外見]

六角のグリップがすぐ目につきます。
ベッセルのメガドラのような質感で、グリップしやすい形状になっています。


[ビット部分]

先端の部分です。
WERAにもいろんな種類のドライバーがあるんですが、この青いグリップのタイプは
[ダイヤモンドチップ]ということで、3000個以上のダイヤモンドチップをビット内に[練り込んで](コーティングではない)
作られています。
それ故耐久性の向上と、驚異的な食いつきを実現してるみたいです。


[使用感]
最初はネジ穴にスムーズに入らないので、[ん?]と思うのですが
入ってからの食いつき・回しのスムーズさは流石といえます。
まあノートPCのネジ位ではなんとも言えませんが。
もっとトルクが必要なシチュエーションなんかでは明らかに他社製と差がつくのでしょう。


また、先端にマグネットが入ってないのですが
食いつきだけでネジを固定できてしまう事もあるため必要ないのかもしれません。
まあ個人的にはマグネット入りなら文句なしなのですが、この辺はマグネタイザーなどを使えばすむでしょう。


[食いつきの証明]
んな事言っても証明するのは難しいでですが
とりあえず写真をご覧いただくのが一番いいので、以下をご覧ください。


ドアにあるネジ(2番の大きさ)部分にドライバーを差し込んで放置します。
普通の1番のドライバーでは当然大きさが合わないので落っこちてしまいますが、
WERAなら1番でもそのまま静止してしまいます。まさにバケモノ。


[まとめ]
はっきり言うと、日常使用くらいではオーバースペックですし
値段も高価(1番の大きさで約\1,900-)なので無駄といえば無駄なんですが
仕事で工具を使うような人であれば間違いなく購入候補に挙げるべき一品です。
リアル店舗で売っているところが少ないのが弱点ですが、Webで探すと結構見つかります。


これでマグネット入りなら最強なんだけどな…まあいいか。