ThinkPad X200sにWindows Server 2008 R2 Enterpriseを入れてみた

 Windows 7もすっかり普及した2010年3月。
Twitter内の7 Enterprise勢力が勢いを増す?中、7 Ultimateユーザーの筆者は
これじゃいかん!(?)ということで奥の手・最終兵器ということで、昨年の夏コミぶりにサーバーOSへ復帰しました。


 Windows Server 2008 R2 Enterprise。
別にDC立てないしRDS使わせないしHyper-Vも動かしませんが(ディスク容量が心許ない)
人と違う自分(キリッ したい方にピッタリなネタとしては十分ありでしょう。
ここでは、後に続きたいという奇特?な方々のために作業メモを残します。


[注意]
Bluetoothが使えません。
7のように標準ドライバが入ったり、Lenovoのドライバが入ったりしないので使えません。ご注意ください。
社外品のアダプタも使えない可能性があります。

・TVAC(ThinkVantage Access Connection)は、インストーラーのOSチェックで弾かれます。
インストーラーからmsiファイルを取り出し、Orcaで[LaunchCondition]内のOSバージョンチェック項目をDrop Rowすれば
インストールできなくもありませんが保証できません。やめといた方が気楽です。


[インストール]
 普通にインストールできます。
ただし、インストール後は必ずWindows Updateし、その後機能の追加で
.Net FrameWork 3.5.1
・ワイヤレスLANサービス(無線LANを使う場合に必要)
・デスクトップ エクスペリエンス(Aeroしたい場合に必要)
を追加しておきましょう。
Aero使いたい場合は、↑を入れた後管理ツールの[サービス]から[Themes]サービスを有効にしてから
[システムの詳細設定]→パフォーマンスの設定から視覚スタイルを有効にしましょう。



 これらが終わってからドライバその他のインストールにかかりましょう。
.Net Frameworkが入ってないと正常に動かないドライバ・ユーティリティがあります。


[ドライバ類]
 全部、7(x64)用のドライバがそのまま使えます。


[アプリケーション]
 今回は以下を入れました。
Google Chrome
・Office 2010 Professional (Beta)
・Tweetdeck
ATOK 2009
・Explzh
Adobe Master Collection CS4
Kaspersky Internet Security 2010


 このうちOSチェックに引っかかるのは
Adobe Master Collection CS4
Kaspersky Internet Security 2010
だけで、他は何もしないでインストールできます。
CS4も警告が出るだけで、警告が出た際[続行]ボタンを押すとインストールが普通にできます。
ただしKIS2010だけは、インストーラー内のmsiファイルをOrcaなどで編集してやる必要がありますが
やり方を忘れてしまったため省略します。
思い出したら追記します。


 と、いうことで少し妥協すればサーバーOSもきちんと動きますよ!ってお話でした。
何すんの?ってのは聞かない約束。